私は英語が本当に苦手でした。特に学校での英語は思い出すたびにつらくなります。しかし、高校時代から海外に行きたいと思っていましたので、英語を何とかして話したいという気持ちがありました。いかに英語を楽しく覚える方法はないかと考え、英会話学校、テレビやラジオ講座、通信教育など、英会話に関するありとあらゆることにチャレンジしましたが、一つ試しては挫折、また試しては挫折の繰り返し。
そこで、飽きっぽく怠け者の自分でも続けられる教材、勉強をしている感覚がないのに英語をマスターできる方法はないかと考えたのです。自分は学校のように教科書を使っての勉強では長続きせず挫折してしまう。実際にアメリカへ2、3年も行けば英語なんてしゃべれるに違いないと思うものの、仕事が忙しく、またそんな時間やお金の余裕もない。日本にいながらにして英語が上達する方法はないものかと考え続け、思いついたのが、ただ英語を聞くだけですむように、英語の後に日本語訳を入れたテープだったのです。もちろんそんなものはどこを探してもないので、自分で作るしかありません。そして、借りてきたテープの英語の後に日本語訳を入れたオリジナルテープを作成したのです。これが『スピードラーニング』の原型です。とにかく英語の勉強は一切しない。これで覚えられなくても元々だと考えました。おかげで英語の勉強のための時間が必要なくなりました。
最初は1日5分くらい聞くことから始めたのですが、そのうちに聞いていないと落ち着かなくなり、1日6、7時間も聞くようになりました。しばらくして不思議なことに、今までよりも数段早く英語を記憶できていることが実感できたのです。日本語が入っているから意味が分かり、安心して聞き流していられる。知らず知らずのうちに覚えていました。よく耳にするCMソングを覚えようと思いもしないのに、いつの間にか口ずさんでいる、あの感覚と同じです。これで絶対に英語がうまくなると確信したのです。こうして生まれたのが『スピードラーニング』です。 |